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​人目 

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​適合者

紅と翠とリンカー

 シェム・ハとシンフォギア装者の戦いから、幾年、エルフナインは「シンフォギアの力に奇跡は介在しない」「奇跡を纏うも同然の力を後世の為に研究したい」の一点張りで聖遺物の管理も兼ね、研究と実験は続けられていた。
 「調さん、切歌さん、お願いします!!!」
 背もスラリと伸び、スレンダーながらもふくよかな体格に成長した調は切れ長の眼でエルフナインに合図する、それに応える様に凛としているが、大人というには少し幼い顔立ちをした豊満な肉体の女性に変わった切歌も頷くと聖詠と共にギアを纏う。
 「僕の特性リンカーでいっちゃって下さい!!」
 エルフナインはラボからもトレーニングルームからも人払いすると「シンフォギア装者以外が立ち会うと危険」「検証に集中したい」という理由をつけているが、その裏には、エルフナイン、引いては調と切歌だけの秘密があった。リンカーを打つと調と切歌のギアはバーニングモード、シェム・ハを迎え撃った際の神々しさをも感じるものへと変わる。
 (ああ♥相変わらず、可愛いし、綺麗だな♥大人になってからはよりエロくて、格好良くなりました♥)
 エルフナインはうっとりしながら、きりしらのバトルをモニターで観戦していた。限界を超えたパワーのぶつかり合いだからこそ、シンフォギア装者と聖遺物に詳しい自分だけが立ち会うと一見、正論を口にしてはいるのだが、交戦が終わった時、エルフナインのそして、ザババの装者の真の愉しみは始まるのだ……

◆◆◆

 閃光と刃と刃が弾き合う高い金属音、ギアが砕け、壁や床を女の子とは思えない強い力で穿つ、お互いを高め合う、愛する言葉が織り交ぜられた歌が段々と小さくなっていき、やがて、無機質で冷たい空間は静寂に包まれる。
 (終わりましたね…)
 以前にも増して、激しくなった戦闘を息を呑んで、観戦していたエルフナインは素早く、データを取る。
 (調さん、切歌さん、お楽しみはこれからですけどね♥フフッ。)
 もう一つの「検証」を楽しむべく、頬を紅潮させ、モニター越しからギアインナーのみを纏うザババの装者を凝視する。薄いインナーに包まれた豊満な女性の肉体、戦いの中で生きてきただけあり、しなやかな筋肉もつき、それが彼女らの肉感的でありながら、女性の色香とも言うべき、妖艶さも身に纏い、エルフナインは眼にする度に彼女らに心を奪われる。そして、切歌と調もその纏わりつく様な肉慾にも似た、醜い、好奇も入り混じった眼差しに気がついていた。寧ろ、それを知った上で彼女らは戦闘の後に控えた「検証」を楽しむのだから…
 「また、強くなったデスね。調♥」
 切歌は緑色の入り混じったサラサラした金色の髪を掻き上げ、調の大きく膨らんだおっぱいよりもずっと育った巨乳をブルンッと震わせ、無邪気に微笑む。
 「切ちゃんこそ♥リンカーがなくても、私よりもずっと強い癖に♥」
 紅い炎の様に強い光を宿す切れ長の眼を細め、フフッと調は笑みを浮かべる。所々が薄い紅に彩られながらも、どこか、純白のドレスを思わせるギアインナーは大人の女性へと成長しながらもスレンダーな彼女の艶やかさをより際立たせている。かつてはツインテールにしていた黒くて、長い髪が汗ばんだ肌に貼りつき、額の髪を掻き分け、切歌の淡い緑色の瞳を捉える。
 「調は私よりも強くて、綺麗デス♥」
 施設の片隅で「本当の名前も分からない」と心を閉ざしていた小さな女の子、切歌が己の命を捨てても、守りたかったその子はリンカーで身体を蝕まれ、幼い身体で足掻きながら、自分に追いついてきた。悲しくも苛烈な歌と愛する少女への想いを胸に。そして、彼女は大人になった「子供っぽいから嫌だ」と言って、ツインテールにしなくなったのは、残念だが、背中を覆い隠す程、長い、艶やかな黒髪を梳いては逃がしをしながら、切れ長の瞳で微笑む調もまた魅力的だった。女性をも魅了する程、妖しい色香を漂わせながら、切歌の心をいつも、乱しているが、それは二人きりの時、歌を口遊む時、より強くなっていった。だからこそ、調も切歌もお互いの想いを伝える為にエルフナインの甘言に耳を貸した。
 「切ちゃん……私だけのヒーロー♥」
 調は淡い緑色で彩られた金色に輝く髪に触れる。顔から火が出るという言葉がピタリとくるぐらいに切歌は頬を染め、翠の瞳を伏せる。大人にしては少し幼い顔立ちをしているが、戦いの時の勇猛さ、どんな時も笑顔を絶やさない、幼く、脆い身体で駆け抜けてきた少女の面影がある。どこか悲しいながらも芯の強さと優しさがある旋律を歌いながらも…
 「私はヒーローなんかじゃ……!」
 しどろもどろになる切歌のお口を調の唇が塞ぐ。何度目だろうか、「キスする時は眼ぐらい閉じるんだよ」とよく言われる。それでも、切歌はこの調の熱いアプローチをされる度に戸惑いを隠せずにいた。
 (調さん!!相も変わらず、大胆です!!!)
 エルフナインも胸の高鳴りを抑えられずに紅と翠のギアを纏う女性二人のキスに釘付けになる。調の口づけを受け入れ、切歌もそっと瞳を閉じる。舌が絡み合う卑猥な音が無機質な空間に響く。破れたインナー部分から除く、肌をお互いに弄り合う。気持ちが高ぶってゆく中、女性と女性であっても自然とその行為は始まるのだ。
 「エルフナインを待たせたら悪いわよね♥」
 調のディープキスから解放され、切歌は恍惚とした表情を浮かべ、調の意地悪な言葉、そして、他人に覗かれている事実を突きつけられ、ドクンッと心臓が脈打つ。
 「恥ずかしいデ…!」
 切歌のその言葉を再び、キスで遮る調はまるで無垢な少女を毒牙に掛けるサキュバスの様だった。
 (今日も切歌さんがネコ(受け)なんですね♥)
 調を守るのは自分だと豪語し、戦場では、力強く、翠に輝く鎌で敵を薙ぎ払う切歌がまるで幼子の様に可愛がられ、堕ちてゆく、それも命を懸けて、守りたい女性の手で…
 「そのまま、堕としちゃって下さい!!」
 我を忘れ、大声で本音を口にしたエルフナインはハッと口元に手を当てるが、調は「言われなくても」と言わんばかりに口元を歪め、微笑む。

◆◆◆

 適合係数を上げるのには、戦闘力を高めるだけでなく、「愛」も必要なのだと熱心に説き続けるエルフナインの懇願でこの検証実験は始まった。
 エルフナインが特別に調合したリンカーは適合係数が低い調と切歌でさえ、バーニングモードギアを一瞬で纏える代物だが、副作用も強く、フォニックゲインを纏う者の身体を求め合わなければいられない身体となる。表向きは副作用を失くし、戦闘訓練で純粋な戦闘力を図る事が目的なのだが、歌や身体能力増強だけでなく、それ以上に必要なのは「愛」。装者同士で愛し合えば、よりフォニックゲインを高められる、戦闘で高揚した身体で交われば、もっと効果が実感できると丸め込まれたのだが…
 「しらべぇぇえ♥」
 「切ちゃん♥可愛いよ♥」
 調は破れたインナーの裂け目を広げ、切歌の素肌に触れる。掌に収まり切らない程、大きな切歌の乳房を力尽くで揉みしだく。何よりもこの手で傷つけた愛する女性を抱くという嗜虐心に心を奪われる。ベッドでの行為では得られない様な高揚感と快感で身体中が熱く、痺れる様な感覚に襲われ、すっかり蕩けた表情になり、切歌は喘ぎ続ける。そんな想い人の様子に調の身体が疼かない訳がない。まるでお漏らしでもした様にジュクジュクと下半身が濡れている。
 「フォニックゲイン…上がってるデスか??ああっ♥♥♥」
 想い人の言葉を遮るかの様に調に乳房に歯を立てられ、切歌は惚けた声で甘く喘ぐ。歌と同じ様に装者同士の絆を深めれば、相乗効果で適合係数は高くなるハズだが、それ以上にこの身体をドクドクと蝕む、甘い痛みと感覚にザババの装者は溺れてゆく。幼い頃からずっと二人で友情とは、違う絆を育んできた調と切歌であれば、尚更の事だろう…
 「分からない!でも、身体がすっごく熱いよぉぉ♥♥」
 調はこの閉ざされた無機質で冷たい空間で愛する切歌とお互いに歌を口遊み、刃を交え合えれば、そして、熱く、甘く、ドロドロした感情をぶつけながら、交わえれば、例え、それがエルフナインの欲望丸出しの計画だったとしても、構いはしなかった。切歌の乳首をインナー越しでも探り当て、ディープキスでもするかの様にチューっと口づけ、ねっとりと唾液を塗りつけながら、舐り続け、クリクリとまるで相手の弱点でも責めるかの様に細く、白い指でもう片方の乳首も弄び、爪を立てるとまた可愛らしい声を上げる。
 (調さんと切歌さんが僕のリンカーで乱れてる♥♥フォニックゲインがどんどん…)
 エルフナインは荒くなった呼吸を必死に押さえながらも交わり続けるザババの装者の適合係数を図り、仕事をこなしてゆく。煩悩に塗れながら、ここまで仕事ができるとは、流石である。しかし、「検証」と称し、彼女らの交わりを目に焼きつける事が主目的であり、本当に副作用のないリンカーが完成するかは疑わしいが…
 「傷…治してあげるね♥」
 調はうっとりとした表情で破れたインナーから見える切歌の肌、血の滲んだ部分を味わい始める。汗だけでなく、鉄臭い、不快な匂いのハズなのに、甘美で止められない。歌だけでなく、血の一滴まで、愛おしいのだから、離れられないハズである。傷口を抉られ、擽る様な痛みに悶えながらも切歌の秘所はグジュグジュになっていた。それを調が見逃さず、舌舐めずりをすると傷口にガブッと噛みついて、怯んだ隙にお腹を舐め始め、徐々に徐々に下の方へと向かう。
 「おいしそう♥」
 ムッチリとお肉のついた恥丘にキスをし、舐りながら、女陰へと辿り着く。そして、蜜を溢れさせるそこへ触れる。
 「あっ♥ああっ♥♥」
 切歌は可愛らしい悲鳴を上げ、調から逃れ様と藻掻くが、その細腕からは信じられない強い力で両足をガッチリとホールドされる。そして、口づける様に飴でもしゃぶる様に調は切歌の女陰を味わう。卑猥な水音と切歌の嫌らしい喘ぎだけが木霊し、エルフナインも唇をペロッと舐める。
 (嘸かし、美味なんだろうな♥)
 調の舌は切歌の女陰よりもさらに下、インナーで遮られても、愛する切歌の身体は知り尽くしている。彼女のアナルを見透かした様に執拗に責める。
 「しょ…こぉぉ……お…ひぃぃの…あな……ああっ♥♥」
 切歌は最愛の女性にお尻の穴を穿られながら、破廉恥な声を上げて、絶頂に達するという死んでしまいたいレベルで恥ずかしい醜態を曝す羽目になった。嗜虐心を満たし、興奮し過ぎた為に調も切歌の痴態を前にドクドクドクドクッと夥しい愛液を吐きながら、突っ伏したのだった。

◆◆◆

 「切ちゃん♥恥ずかしいよ♥♥」
 顔を耳まで、まっ赤にして、恥ずかしがっている割には、四つん這いで大きくお尻を振りながら、調は切歌に責められている。
 「恥ずかしい想いをさせた罰なのデス♥」
 切歌は四つん這いで喘ぐ、調のギアインナーのスカートの様な部位を破り捨て、露わになったお尻にむしゃぶりつく。切歌よりも少し小振りだが、充分に肉のついたお尻を舐られ、キスをされ、ついにはインナーの上からとは言え、ヒクヒクと蠢く、螺旋状の穴を責められる。ちょんちょんと突くだけで喘ぐ程、調は切歌の身体と危険なリンカーで生み出された行為に夢中だった。
 「お尻の穴……いやぁぁあ♥♥」
 調がまるで恥じらう様でいて、甘い快感に痺れているのが、丸わかりの声で鳴く。するとギアインナーを破り、メリメリとお尻の穴が抉られてゆき、体内を直に犯される快感に身震いする。恐怖は一切なく、涎で冷たい床を汚しながら、歓喜の喘ぎを上げる。
 「私にその恥ずかしい事をしておいていい気なものデース♥」
 切歌は意地悪く笑いながら、調のアヌスをその細い指で穿つ。グニュグニュと捩じり、調の体内の熱さを感じ、泣きながら、喘ぐ様が可愛くて、それでいて、もっと、虐めたくて、ウズウズしていた。
 「切ちゃんのい…ぃ…じ…わるぅぅ♥」
 愛する女性のアヌスを貪った報いを受けているにも拘らず、歓喜に染まった甘い声を上げ続ける。お腹の中にその愛する切歌の体温を感じているからかも知れない。唾液で濡れて、汗や愛液も潤滑油にして、切歌の調虐めは長々と続き、モニター越しで見ていたエルフナインもアナルセックスについて、ググろうとすら思った時だった。
 「ああぁぁぁあ♥♥♥♥」
 「お尻でイキやがれデェェエエス♥♥」
 調が品の良い眉を歪ませ、切れ長の澄んだ瞳が歪み、嘔吐する。熱い蜜が後から後から溢れ出し、切歌はすかさずにその灼熱の蜜を舐め取るのだった。ドクドクッと心臓を破る鼓動さえも打ち消す様な卑しい言葉で歌う様に無機質な空間に響くのだった…
 「ここにまたチューするデース♥」
 切歌がアヌスに舌を指すと調は喘ぎながら、切歌に懇願する。
 「おし……り……やめ……てぇ…」
 切歌は泣いて、四つん這いで縋る様な声を絞り出す調を前にまたも意地悪したくなる。
 「ちゃあんっとお願いするデス!でないと痔になっちゃうデスよぉ♥」
 切歌はニコニコしながら、指を根元まで調のアヌスにめり込ませる。紅い刃と純白のドレスの様なギアを纏う天使から、今では、女神様とまで切歌に言われる装者とは思えない卑猥な声を上げ、俗に言うアヘ顔まで晒してしまい、ザババの百合エッチ見たさに色々とお膳立てしたエルフナインもこれには言葉を失った。
 「切…ひゃ……ぁあ…ん…♥…も…う…やめへぇ……」
 「お願いしますデスよね?でも、調は恥ずかしい子だから、許してあげるデス♥」
 切歌は調の肛門からずるりと指を引き抜くとベロベロ、舐める。
 「あひぃぃい♥」
 「おっぱいを揉んだお返しなのデース♥」
 切歌は調に圧し掛かると力一杯、おっぱいを鷲掴みにする。ギューッとギューッと力を入れたり、乳首をグリグリと弄る。揉み揉みと優しく、揉んだり、手加減してやるとまたも可愛らしい声で喘いだ。
 「調の歌をもっと聞かせるデス♥」
 四つん這いのまま、切歌に覆い被さられ、おっぱいとあそこを責められ、耳朶をベロっと舐められ、思わず、声を上げる。愛する切歌に犯され続ける、リンカーで過剰に刺激された調に我慢できる訳はなく、全身の血が沸騰するのを感じ、破れる様な鼓動、切歌の言葉が脳裏にガンガンと木霊し続ける。
 (嬉しい…♥切ちゃんが……)
 愛する女性に身も心も蹂躙されているにも拘らず、調は嬉しさもあまり、またも達してしまった。
 「エッチデスね!調は♥♥」
 切歌は調を乱暴に床に転がして、組み伏せると口づけする。深く深く、舌を絡め、口内に触れてゆく。キスから解放するとお互いを唾液の橋が繋いでいる事に気づき、殊更、恥ずかしくなったが、調は恥ずかしがる切歌の手をそっと取り、快楽に打ち震えながらも笑顔で囁く。
 「今度は一緒にイキたいな♥切ちゃん……」

◆◆◆

 「ああっ♥♥♥しらべぇぇ♥♥♥」
 「切ちゃん♥♥切ちゃぁあぁああん♥♥♥」
 シックスナインの姿勢でお互いの股間に顔を埋めながら、女陰を舐り、貪り続け、その身体の疼き、血と愛液が煮え滾る様な熱さに悶えながら、求め続ける姿からは、敢て、エルフナインの「検証」に挑む等と口にしていた女性達とは思えない。悲しくも、心に慈愛と力を齎してくれる歌の戦士がどす黒く、泥沼や腐った膿の様な地獄へと堕ちていったとすら、言える程のものだった。
 「今まで以上に適合係数が上昇しています!流石です!!」
 エルフナインがそんなドロドロした情念の中にも、確かにあった愛情、そして、あまりに淫靡な女性同士の交わりに興奮する一方で予想以上の研究成果に狂喜していた。だが、調も切歌もそんな事はどうでも良かった。ただ、この世で最も愛する想い人と交わり続けさえすれば…
 「エルフナイン…なんか…言ってるデスよぉ♥♥」
 「もうどうでも良いよぉ♥このまま、切ちゃんと一緒に溶けちゃいたい♥♥」
 お互いの女陰、そして、胎内から分泌される熱い体液を貪り続け、頭の中身もすっかりドロドロに蕩け、愛する女性を犯し、犯される喘ぎが心地良い歌の様に思えてならない…
 「でも、エルフナインのおかげで愉しめた……♥」
 「調♥♥いっちょやったるデス♥」
 調と切歌は起き上がるとお互いの女陰を蕩ける様な眼で見つめ、身体を合わせる。お互いの温もりだけで意識が飛んでしまいそうだ。そして、エルフナインも「待ってました!」とばかりにモニターにしがみつく。
 「見せてあげる♥」
 「見せてあげるのデス♥♥」
 蕩ける様な接吻を交わすとお互いのおっぱい同士で触れ合う。乳首と乳首でキス、これは女性同士でしかできない行為、そして、ムッチリした女陰と女陰が絡み合う。
 「ああぁぁぁぁああ♥♥♥」
 「デェェェエエエス♥♥♥」
 ギアインナーでは到底、この肌の温もりは遮れない、寧ろ、リンカーで流れる血の一滴すらも淫靡な色で染められた、彼女らを優しく、包み込みながらもガチ百合の色魔へと堕としてゆく、呪いの拷問器具であると同時にまるで揺り籠の様……
 「きましたああああああああ♥♥♥」
 またも我を忘れ、狂喜乱舞、絶叫するエルフナイン。女性同士の行為でこれが一番、興奮して、血が滾るのだから、無理はないだろう。プライベートの時は彼女らの貝合わせを思い出しては何度も自慰をするのだから…
 「切ちゃん……大好きな切ちゃぁあぁああん♥♥」
 パンパンッという卑猥な卑猥な蜜で汚れた肉と肉がぶつかり合う音はどんどん大きくなってゆき、無機質な室内を愛液や汗が入り混じり、俗に言う雌の匂い等と比喩される匂いは彼女らが嘔吐した汚物とも混じり合い、異臭を放っていた。調は脂が乗り、少し筋肉もついた肢体で切歌に絡みつく。
 「調ぇぇ♥調は私だけのものデェェエエス♥♥」
 切歌は力尽くで調の腰を掴み、あそことあそこを重ねる度に襲ううねりに気が狂いそうになりながらも、歯を食い縛り、調を絶頂へ導こうとしている。だいしゅきホールドと呼ばれる姿勢でムチムチの腿で自分よりも細い調にギューッとしがみつく。
 「「この手は……」」
 血が出る程に切歌の肩に調の爪が食い込み。切歌も調の身体を絶対に離そうとはしなかった。
 「「絶対に離さない!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」
 愛するあまり最愛の女性しか眼に映らなくなったザババの装者の性行為はまるで獣の交尾さながらであり、限界に達した二匹の雌は悦びに満ちた咆哮な様な喘ぎと共に崩れ落ち、エルフナインは調と切歌のお腹と股間の間から迸る濁った炎をその眼に、脳裏にしかと焼きつける。
 (これが愛なんですね!!!!!)
 調と切歌は意識を失くしながらもお互いの身体を抱き、汗みどろで愛液や血もねっとりとついた肢体を絡ませ、密着させながら、じっくりとキスをしながら、微睡んでいく。温もりを逃さないかの様に…
 「良いデータが取れましたよ。何よりもザババ、最高♥♥♥」
 エルフナインはモニター越しでこれからも堕ちてゆくであろうザババの装者にエールを送るのだった。


 FIN

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