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アナタは
人目
の
適合者
百合への目覚めメックヴァラヌス
「身体、動かしてもモヤモヤ……する」
無機質なトレーニングルームでメックヴァラヌスを纏ったツインテールの少女はノイズを射抜く、機械のパーツで構成されたロングボウを携えていた。息も上がり、赤みがかった茶髪も真紅のインナーも肌にべっとりと貼りつき、露出した肌も熱を帯びている。同じく、メックヴァラヌスに選ばれた安藤創世と寺島詩織に比べれば、やや小柄で少し幼さも残る顔つきだが、その大きな瞳に宿る光は彼女が無数の修羅場を潜り抜けて来た事を物語っている。だが、この日はいつも以上に鼓動が高鳴っている。何よりもお腹の奥が疼いている。その疼きはモヤモヤ、ウズウズとしているが、戦っていても、トレーニングで汗を流しても、寝ても覚めても癒えない。ずっと一緒にいる、親友二人に相談するところだが…
「あの時からだ……。親友なのに…あたしもあいつらも女の子同士なのに…」
数日前、共に戦場を駆ける二人、安藤創世と寺島詩織はここで肢体を絡ませ合い、交わっていた。大人というには熟していていない少女の肉体は筋肉だけでなく、柔らかさ、女性の放つ色香も確かにあった。この無機質な空間で熱を帯びた甘い声で鳴き、親友同士で自分には知られない様に交わり続け、機械で作られた肉棒ともいうべき、熱い物体で…
「あいつら…!」
あの情景を思い出す度に弓美の心臓がドクンっと脈打つ、熱く愛し合う親友達の姿を振り払う様にシミュレーション用に放たれたノイズのホログラムを無数の矢で蜂の巣にするのだった。ノイズ特有の消し炭を舞わせ、一息つく間に崩れ去っていた。どれだけ、身体を動かしても、疼きが消える事はなく、女性同士で愛し合う親友の姿が脳裏から消える事はなかった。
「あたし…女の子にキョーミない…ハズ…なのに……」
弓美は今まで、男性を好きになった事もないが、同性に対して、恋愛感情を抱いた事はなく、人生の全てをアニメから学んだを実践して、女性同士の恋愛作品を手に取ったり、学院で女の子同士が戯れていても、「仲睦まじい事で」とからかう事はあっても、本気で女の子同士で愛し合う世界があるとは思っていなかった。その熱く、甘く、ドロドロとした女性同性愛がいつも一緒にいたハズの親友達の間で芽生えていた。その事にショックを受けない訳がないが、脳裏に焼きついた想い出が再燃する度に自分の心もときめいている事、女の子の身体に素肌と素肌で触れたい、時には、生まれたままの姿で女性に抱かれる事さえも妄想する程に。その淫靡な熱は炭火の様にじわりじわりと彼女の小さな身体と心を燃やし尽くそうとしていた…
「あっ…あっ……いぃ…」
身体を芯まで焼く様な熱さ、この甘いウズウズに耐えられなくなり、弓美は自らの局部へと手を伸ばす。カチャリと渇いた音を立て、彼女の股間を守っていたパーツが落ちる。パーツの下には、インナーにすら覆われていない弓美の恥丘が丸出しになっていた。ジュクジュクと汗で滑り、女陰は今にも、熱い蜜が零れそうだった。そっと指を這わせ、その動きは次第に、ゆっくりではあるが、激しくなってゆく。ぬちゅぬちゅっと卑猥な水音が、甘い喘ぎが、熱く、可愛くも艶かしくもある喘ぎが無機質な空間を満たしてゆく。
「イィッ……!キュ……」
弓美は頬を紅潮させ、涎を流し、眼の隅に涙を浮かべながら、自らの指で絶頂に達する、幼さの残る身体から、甘く、熱い蜜の様な体液が零れ、それは彼女の腿を伝ってゆく。この渇きや親友二人に抱いていた気持ちは薄れるどころか、より、強くなる。心臓が裂ける様な鼓動と共に…
「ああっ……♥」
そして、二度目の絶頂の為にドロドロに濡れた指を這わせ様とした。そこに自分以外の誰かがいる事にも気づかずに…
◆◆◆
「ユミ?何してるの?」
弓美の背後から、明るく、どことなく男の子みたいな弾んだ声が聞こえてくる。声の主は弓美の心を乱す親友の一人、蒼きメックヴァラヌスを纏い、槍を携えるボーイッシュな少女だった。安藤創世、このショートカットの似合う裏表のなさそうな少女が親友の一人に時には優しく、甘い声で卑しい言葉を囁きながら、犯し続けていた、あの光景を前にしては彼女の言う事が信じられないという弓美の気持ちも分かるだろうか…
(誰のせいだと思ってるの…)
弓美は大事な親友の顔を見れずにじゅるっと己の女陰から指を引き抜いた。創世の方も弓美から並々ならぬ雰囲気を感じているからか、いつもの弾む様な声の中にも、心配する様な腫れ物に触る様なそんな気遣いらしいものを感じる。事情も知らない上での気遣いもあってか、ますます、腹立たしい。
「隠し事なんて、ユミらしくないじゃん。私達、親友でしょ?」
創世は心配そうな、それでいて、きょとんっとした表情で弓美に問う。
(その親友同士で百合エッチしてるあんたが何をほざくか!!)
肌もインナーも汗だくで吐息さえも熱くなっている弓美を創世は抱き締める。スレンダーだけど、女の子の柔らかさもある肉体に抱かれ、心地良く、思えてきた。
「ちゃあんっと話してごらん?」
甘える様な囁く様な声、普段の創世からは考えられないっと弓美は怖さと恥ずかしさに圧し潰されそうな一方で思わず、身を委ねてしまいたいとさえ、思えてきた。「身体が熱いよ?」「大丈夫?」とか言われながら、身体に少し筋肉のついた腕で抱き締められ、手を這わされる。
「詩織…が……あんたに靡くのも…わ…」
熱っぽくなった弓美の浮ついた言葉を拾うと創世が耳元でフフフッと笑うのが分かる。
「ユミ…あれ見てたんだ♥」
創世の言葉に顔が紅潮を通り越し、火が出る様にまっ赤になるが、既に創世にガチッとホールドされていた。
「ちょ…!」
「ユミのエッチ♥女同士のエッチ見てて、我慢できなくなったのかな?」
弓美の小柄な身体を押さえながら、創世はパーツが落ちて、剥き出しになった女陰へと、手を滑り込ませ、泥濘の様に熱く、ドロドロの女陰を弄り、創世の指は弓美の体内へと飲み込まれてゆく。
「おやおや?ユミ、オナニーまでしてたの?」
「バカにしないでよ……!」
弓美は突然に意地悪に嫌らしくなった親友に抗おうとするが、詩織と交わり続け、女性を可愛がるのに慣れた創世は弓美の女性器を絶妙に且つ、ピンポイントに責め、一気に抵抗する力を削ぎに掛かる。
「そんな事ないよ?ユミはウズウズして、辛いでしょ?手伝ってあげる♥」
(女の子の手…指ってこんなに柔らかいんだ…)
細くて、柔らかいだけでない、ピンポイントで性器を責めたり、時折、抜いて、クレヴァスの周りをなぞったり、くにゅくにゅっとかき回され、身体の中の熱や疼きがじわじわと全身を支配しているのが分かる。それは甘美な快楽へと変わってゆく。親友同士で性交していた創世と詩織をもう責められまい。力尽くで抱きしているハズの創世の腕ですら、赤ちゃんを守る揺り籠の様にすら思えてくるから、不思議だ。
「まだ、イってないでしょ?」
意識が朦朧としていた弓美の耳元で囁き、吐息を吹きかけられる。自分が親友の少女に犯されている事を再認識、何とか、逃れ様とするも、絶頂へと登り詰める。先程、達したばかりだというのに、超濃厚に濃縮された愛液が無機質なトレーニングルームを汚してゆく。熱い体液を放出し終えると弓美は冷たい床に崩れ落ちる。
「はしたないな♥」
創世は女陰や恥丘、太腿に付着した熱い蜜を舐り尽くしてゆく。創世に貪られている内にまたも弓美は達してしまうのだった…
◆◆◆
「ごめんね♥ユミがあんまり可愛いんだもん♥♥」
熱い蜜、汗に塗れ、喘ぎと荒い息遣いで弓美は横たわっていた。彼女が転がっている床は既に熱を帯び、トレーニングルームにも、生々しい異臭が充満していた。創世はそんな弓美を見て、コロコロといつもの様に笑っている。
「いい加減にしろよ!!!!」
詩織を毒牙に掛けて、自分の気持ちも知らずに無神経な事ばかり、口にして、弄ぶ、いつも通りのその笑顔で弓美の怒りは限界を超えた。
「!!!」
弓美は渾身の力を振り絞り、立ち上がると創世に抱きつき、熱いディープキッスをくらわせる。グチュグチュっとお互いの舌が絡み合い、脳内が蕩ける様な感覚が襲う。しばし、口づけを交わし、ドロッとした唾液を垂らしながら、キスから解放する。
「親友なのに…女の子なのに…!」
「ユミ……!!」
「でも、百合ってのも悪くないか…」
そんな感じで自問自答しながらも創世を可愛がるのをやめられなかった。初めての相手が親友、それも女の子だという背徳感よりも女の子同士で愛し合う心地良さ、仲間としても、竜姫としても頼れる少女が今は小さな子供の様に狼狽え、されるがままになっている事がゾクゾクとして、堪らない。親友が恋人になった、創世や詩織の事をもう悪く言う事はできないであろう。
「私達…親友だよね?だからさ……」
創世の先程までのタチ(攻め)っぷりからは信じられない様な怯えた様子、それが弓美の嗜虐心とこれまでの鬱積した気持ちに火をつけた。
「黙れ!淫乱!!詩織に手を出しておいて!!!」
弓美の気迫に押され、創世は怯えた眼で怯む。再び、ディープキスをするとまるで好きな子にいきなり迫られた子供の様だ。性行為をリードする、好きな子を辱める、抱かれる側から抱く側になるという、生まれて初めての経験、先程まで、女の子同士の行為で女の子に犯されていたのだから、尚の事…
「ああっ…ユミ♥」
インナー越しから伝わる創世の体温が熱くも心地良い…
「今度は私の方からしてやるから♥」
スレンダーでボーイッシュな創世が小柄な弓美に抑えられ、女陰を責められる。既に局部を覆っていたパーツは剥ぎ取られていた。インナーで覆われている恥丘も女陰も既に汗と蜜でグチュグチュに濡れていた。弓美の指を受け入れ、インナー越しで女陰や女性器が虐められ、疼いているのが分かる。
「ああぅっ…♥ああっ♥♥」
創世は小さな体躯の少女に詩織以外の友の手で達してしまうのだった。だが、弓美は甘い喘ぎに混じり、ケダモノの咆哮の様な聞くのも悍ましい声を聞いた様な気がした。
「ごめん!ユミ……もう、限界♥」
弓美への愛おしさ、高められた性欲と女同士で交わる心地良さから生まれるドロドロの感情が創世の局部にある「物」を生み出そうとしていた……
◆◆◆
創世のメックヴァラヌスのメカ部分が股間に集まり、それは機械でできた一物、男性器へとその姿を変えた。はあはあっと熱い吐息を漏らしながら、創世はメカのペニスを押さえ、擦る様な仕草をする。彼女が詩織とセックスをしている時に生やし、このグロテスクな物体で愛する少女の体内を犯していた地獄の様な光景を目の当たりにしてから、弓美のこの疼きは始まったのだ。
「ユミはこんなに近くでこれを見るの初めてだったよね?それともこれを見た事…忘れちゃったかな?」
創世は荒い息を整えながら、弓美に迫る。忘れられる訳がないじゃないか。何よりもこれを見たのが、弓美の悪夢の始まりなのだから、そして、お嬢様言葉で恍惚とした表情で侵されながら、喜んで創世のメカの一物をその身に受けていた詩織、そして、そんな詩織を嬉しそうに穢し続け、肉慾に取りつかれたケダモノと化した創世、二匹の雌と化した、彼女らの行為が脳裏から消える事はなく、それは今また、脳だけでなく、幼さの残る彼女の小柄な肉体を犯してゆく…
「ユミがあんまり可愛いから♥我慢してたんだよ♥♥」
皮肉にも、弓美がぶつけた怒りや卑猥な言葉で責め立てた事が創世の肉慾を燃え上がらせてしまい、火に油を注ぐ様にそれは留まる事無く、ブクブクと膨らんでゆき、愛した詩織以外を犯したいとさえ思う程に!
「や…やめ…」
弓美は小さな身体を震わせ、全身を駆け巡っていた熱は引いてゆき、ギアインナーは脂汗でグッショリと濡れ、露出した肌も震え、大粒の涙を流しながら、怯える瞳の光は段々と弱くなり、彼女が親友の少女に凌辱される恐怖に負けてしまった事が分かる。その痛々しいさまが創世は愛おしくて、仕方ない。
(アニメなら……)
人生の全てをアニメで学んだ彼女であっても、こういう時にどうしたら良いか、その解答は見出せそうもない。
「ユミのバージンもーっらい♥」
「いやあああっっっ!!!!!!!」
弓美は四つ這いにされ、必死で足掻くもメカの一物に貫かれる。極太の大きな機械の男性器がまだまだ未発達の女陰にやや小柄な肉体に飲み込まれてゆく。焼けた鉄棒で体内を切り裂かれる痛みが襲い、破瓜の血が愛液と一緒にドクドクッと溢れて、両眼からは燦々と涙が後から後から、流れてゆき、トレーニングルームの冷たい床を汚す。
「ユミ♥♥」
創世は親友の詩織の処女をもらった時とは違う、悦びに酔っていた。嫌がる少女から少女を奪い、犯し続け、このまま壊してしまうのではないかと思いながらも、揚々と突いた。小さいと感じながらも弓美の胎内は温かい、突いてゆく度にどんどん熱くなっていった……
「痛い!!!!!いだぁぁああいいいぃぃぃぃいい!!!!」
血と蜜と涙に塗れ、悲鳴にも似た怒りと悲しみが入り混じった声で鳴く、小さな身体は既に度重なるこの感覚に耐えられない、それが少しずつ、愉悦に変わろうとしている事を受け入れられずに泣き続ける。創世を責めた事、親友二人の恋を受け入れられなかった事を今になって、悔いたが、もう遅い!魔獣と化した創世は尚も辱めながら、胎内を破り、犯し続ける。そして、思いの丈を放とうとしていた。
「いくぅぅぅぅよぉぉぉぉおおお♥♥♥♥」
「くりぉぉぉぉおおおおお!!!!!」
白濁したマグマが小さな胎内へと吐き出される。それは熱い白い炎となって、弓美の幼さの残る心と身体を焼き尽くしていく。創世も親友を置き去りにしているのではないかという罪悪感を振り払うかの様に己の本能に従う。事切れた様に弓美が倒れるのを見届けたかの様にうふふっと笑う声が聞こえた。
「創世さん、おいたはいけませんわよ♥」
お嬢様言葉の小麦色の髪の少女が黄色いメックヴァラヌスを纏い、ニコニコしながら、佇んでいた。
「ごめんごめん♥ユミにバレちゃってさ、ちょっと可愛がっていたら…!」
創世の言葉を遮る様に詩織は己の唇で愛しい恋人の口を塞ぐ。暫しの静寂の後、キスから解放するとそっと囁く。
「弓美さんとも楽しみましょう♥」
◆◆◆
「うぐっ…あぁ……♥」
「ユミ♥寝るのはまだ早いよ♥」
「わたくしの創世さんを虐めた罰ですわ♥」
弓美はメカのパーツがボロボロに壊され、ほぼ汗や愛液で汚れたインナーを身につけている無様な姿で四つ這いにされたまま、創世に後ろから突かれていた。小振りでぷりぷりしたお尻も既に開発され、何度も何度もメカの一物で抉られていた。詩織の局部からも創世に負けず劣らずのメカのペニスが生え、弓美のお口を塞いでいた。メカメカしい大きな男性器を何度も飲み込む内に口の中は血だらけでもう言葉も出てこなかった。詩織からも濃厚でねっとりした白いマグマがドクドクッと放たれる。
(お願い!二人共、元に戻って!!私の親友に!!!)
大好きな親友二人は既に女性同士の愛に溺れ、弓美の知る安藤創世と寺島詩織ではなかった。そして、親友二人に犯され、女の子に機械でできた男性器で延々と輪姦され続ける、何れにせよ、弓美には耐え難い地獄、だが、段々と快感に愉悦さを覚えている事、このまま、三人で百合のドロドロとした泥沼の様などす黒い地獄の底の底へと沈んでいく、それさえも構わないとさえ思えてきた…
「ずーっと一緒ですわ♥」
「ユミもすぐに私達の側に来れるよ♥」
FIN
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