ガリィちゃん、一夏の想い出

 「夏!海!そうくればバカンスだよね!!!」
 ガリィはギザ歯を覗かせ、満面の笑顔で燥ぐ。暗い蒼、水色と白のストライプのフリルで飾られ、カチューシャの花や胸元のリボンも目を引く、肌の露出こそ多めだが、球体関節人形であるガリィのフォルムの魅力を惜しげもなく、振りまいている。小悪魔っぽく、オートスコアラーの中でも、子供っぽいガリィにはよく似合う。
 「マスターがガリィちゃんの為にデザインしてくれたんだよ♥」
 ガリィの独断専行とはいえ、ユグドラシル崩壊の際、調ちゃんを保護(誘拐)して、彼女の想い出を奪い、与えてくれたおかげでキャロルはシェム・ハとの戦いで傷ついた身体を癒す事ができた。その報酬として、ガリィが前々から欲しがっていた水着を与えたのだ。「人形にそんなものがいるか!」と欲しがる度に激怒、断り続けたキャロルも今回ばかりは拒否できなかった。
 「フリルいっぱいで趣味悪いよ…」
 調は水着姿で上機嫌のガリィに冷ややかなめで見ていた。キャロルに求めた報酬の一つとして、調を連れてのバカンスも認められた。破損したギアではなく、Tシャツ以外、何も身につけていないという際どい恰好をさせられていた。小柄な彼女にはやや大きめのTシャツではあるが、気をつけないと下半身が見られてしまうので、気が気でなかった。
 「夏のバカンスくらい、仲良くしようよ♥」
 ガリィは猫撫で声で調に抱きついた。フリルいっぱいの水着で隠しているだけでほぼおっぱい丸出しなので、調が暴れる度におっぱいに触れる。ガリィはそれを心地良くさえ思えた。
 「悪趣味だけど、ぶりっ子で性悪のガリィにはお似合いじゃないかな?」
 「調ちゃんはそういうと思って、シンプルで斬新な水着…用意したよ♥」
 ガリィはケケッと笑い、調のTシャツを無理矢理に脱がす。白いTシャツが波の間に間を漂い、誰もいない浜辺に少女の悲鳴だけが響き渡る…

◆◆◆

 「よくも!よくも!!」
 「きゃあー♥調ちゃん、お似合いだよ♥♥♥」
 調が怒るのも無理はない。殆ど全裸に近い格好で彼女の局部を守るのは、なんとまっ赤な褌!おっぱいもサラシが巻かれているだけという、女の子にあるまじき恰好をさせられていた。ご丁寧にツインテールのリボンも褌に合わせて、目が覚める様な赤色だった。
 「貴女は……!女の子に褌を締める趣味でもあるの!?」
 「マスターのくれた水着をバカにした罰でーす♥それにシンプルで斬新でしょ?」
 ガリィはニヤニヤと調の身体を凝視する。肉付きはあまり良くないが、白くて細い身体、小さく、幼いものの、サラシに隠れた小振りのおっぱいが彼女がすくすくと育っている少女である事を表している。あのクールな少女が今は褌を締められ、顔をまっ赤ににして、恥じらっている。両手を後ろに回し、お尻もしっかりガードしている。
 「恥ずかしがらなくても良いんだよ?ここはマスターしか知らない、言わば、プライベートビーチみたいなとこだから。」
 調はその言葉に今度は顔が真っ青になるくらい、震え上がった。公衆の面前でも、この性悪なお人形さんのセクハラを止められるか、怪しいというのに、ギアもなく、無人島に二人きりなのだ…
 「逃げてもむーだ♥」
 ガリィから脱兎の如く、駆け出す調だったが、熱い砂を踏んでいたハズなのに、冷たい氷に足を取られた時点で察した。ガリィは捕らえた少女を骨までしゃぶる気なのだと…
 「ごめんね…。その水着、可愛いよ…」
 口が裂けても言いたくないガリィの悪趣味な水着へのおべっか、ガリィは一瞬、ニコッと笑うが、すぐに小動物を狙う猫の様な陰険そのものの、表情へと変わる。
 「今更、遅いわよ♥それに褌が嫌なら、すっぽんぽんでエッチする?」
 調は目に涙を溜めて、力いっぱい、首を横に振る。ガリィは怯えた子猫の様な調べに優しく口づける。ビキニを着たお人形さんが褌一丁の小さな女の子を可愛がるという異様な光景が白い浜辺と蒼い海がどこまでも広がる静かな世界に広がっていた。
 (ガリィちゃん…本当に変態そのものね…)
 褌一丁の少女が涙を流しながら、足の冷たさや夏の日差しに耐えながら、ガリィの口づけに抗おうとする姿に、彼女の多少はまともな感情は小波に攫われるかの様に消える。
 (でも、やっぱり可愛いんだもん♥♥♥)
 調を可愛がりたい衝動に駆られ、サラシを剥ぎ取り、小さくも発達した乳房を刺激したり、褌で覆われない部分は全て、撫で上げる。調の全身から汗が吹き出し、大きな瞳に入る度に痛みと嫌悪感に囚われる。人形なので当然と言えば、当然だが、汗一つかかずに、蝋の様な美しさを保つガリィの肌に一瞬でこそあるが、心奪われる。
 「調ちゃん、熱射病になっちゃうよ?」
 キスから解放されるとガリィは潤んだ眼で見る調が愛おしくなり、ぎゅーっと抱き締めてから、お姫様抱っこして、海の中に足を踏み入れて行く。調の首から下が海水に浸かり、ようやく、熱さと責めから解放されると一瞬、喜んだのも束の間…
 「!!!」
 調は顔を上げさせられ、ガリィに口づけされる。にゅるにゅると舌が口内を満たしてゆくが抗う術はない。小さな身体はガッチリとガリィにホールドされ、下手に足掻けば、このまま、溺れる事は確実だ。そして、命綱のハズのガリィの手は嬲る様に調の身体を弄んでゆくのだった。溺死か、凌辱か、最悪の選択を迫られている、だからこそ、ガリィも今度ばかりはチャームしなかったのだろう。口づけから解放され、ハアハアっと荒い息を整える調にガリィは甘ったるい声で囁く。
 「調ちゃん…可愛い♥でも、もう下手に暴れないでね♥そしたら、お魚さんと一緒におねんねしてもらうから♥」
 ガリィの優しい声で脅迫され、褌以外、すっぽんぽんの格好で辱められ続けた。乳首を抓られ、擽られ、敏感になったところを耳を甘噛みされ、絶頂に達する。海から上がり、ぐったりした調を浜辺に寝かせる。先程まで、海に浸っていたおかげか、太陽の光が気持ち良かった。
 「サラシもなくなったし、ガリィちゃんもスイッチ入っちゃったから、良いよね♥」
 ガリィはキャロルお手製の水着、下半身を覆う物を剥ぎ取る。作り物の身体とは思えない少女のそれそのものの女陰が露になる。そして、ガリィは調の褌にも手をかけるた。

◆◆◆

 「あっ……あっ♥……」
 「調ちゃん…褌も良いけど、やっぱりこうでなくちゃ♥」
 サラシと褌が散乱する浜辺で足を冷たい戒めに繋がれながら、小さな女の子が生まれたままの姿で喘いでいた。髪を結っていたリボンも既に解け、まっ黒なロングヘアーが肌に貼りつき、貼りついてない黒髪も大きく揺れた。四つ這いになって、大きく腰を振っている。下半身すっぽんぽんのお人形さんが己の作り物の女陰と蝋細工の様に白く細い指をまだ幼い女陰に触れ、体内へとその指を向けた。全身を焼き尽くす熱さと血の通わない指が体内を支配する味わった事のない感覚に調は溺れてゆく。
 「ガリィィィィ!!!!」
 調は熱く、濃厚な蜜を放出した。調のお腹の中から、引き抜かれた指には卑猥な蜜が絡みついていた…
 「こんなに汚しちゃって♥」
 ガリィは灼熱の砂の上に調を仰向けにすると先程、体内の煮え滾る蜜を放出し、ひくひくしている性器、少女の愛らしさもある少し丸みのある恥丘に目をやり、ゆっくりと味わい尽くす。自分の愛液でヌルヌルと汚れた女陰を舐られる度に調は甘い声を上げる。長い髪に隠れた控え目のおっぱいと乳首を熱い蜜でドロリと汚れた指でクリクリと撫でてあげる。
 「髪ブラってのもエロくて良いけど…♥」
 ガリィは一端、調の局部から口を離すと髪を汗でグッショリ濡れた綺麗な黒髪をどけて、乳首にキスをしたり、甘噛みする、キスマークや歯型をなぞる様にねっとりと舐る。おっぱいを虐めるのに満足したガリィは調の女陰にチューっとキスをする。
 「ガリィ……♥」
 調の甘える様な縋る様な声、犯し続けて、熱さとレズセックスの快感ですっかり壊れてしまっている。ガリィは自らの女陰をキスをしたばかりの調の女陰へと重ねる。
 「いいいぃぃぃよぉぉぉ!!!!!しらべぇぇえ♥♥♥」
 「あああああぁぁぁぁああ!!!!!!」
 汗に塗れた少女の身体と不自然なくらいに白い人形の身体とがぶつかり合う。少女の身体の柔らかさと熱だけでなく、熱さでグシャグシャになり、さらに熱い体温を帯びている。体内から燃えて、迸る、エキスがガリィの身体にもかかってゆく。
 「しらべえぇぇ!!!!!!!!あつぃぃぃいいいいいいい!!!!」
 「ガリィ!!!!!溶けちゃううぅぅぅ!!!!!」
 調は先程、達したばかりとは思えない程、熱い熱い蜜をガリィの身体へと放つ。ガリィもそれを受け止める為にガッチリ力いっぱい調に大しゅきホールドをする。

 そして、少女とお人形さんの淫乱極まりない夏のバカンスは日が落ちるまで続けられた…

◆◆◆

 ガリィにとっては楽しく、調にとっては苦い想い出尽くしとなった夏のバカンスも終わり、日がとっぷりと暮れた頃、チフォージュシャトーでは、少女達の宴が始まろうとしていたのだが…
 「お前、おかしな焼け方をしてるな?」
 キャロルは調を生まれたままの姿にして、ベッドに押し倒すと怪訝そうな表情を浮かべる。猛暑の中、水着姿でいれば、普通は水着を着ていた部分だけは日に焼けないハズ、しかし、調の小さな身体は満遍なく、明るく日に焼けていた。
 「まさか、裸で泳いでいた訳じゃあるまい?」
 キャロルの言葉で調の今日一日のエッチな想い出が蘇る。調はキャロルから目を背けて、「ガリィのバカ」と小さく呟く。





​ FIN

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