​アナタは

​人目 

​の

​適合者

傷ついた少女と壊れたお人形さん

 空に七つの旋律が響き奏でられた、あの日、その歌でシェム・ハから世界を救った歌姫の一人、月読調の命の灯も尽きようとしていた…
 「私達の歌でみんなを助けたんだよね…」
 シンフォギアを纏う歌姫達はシェム・ハの残したユグドラシルをフォニックゲインで制御し、爆破伐採するも、調だけは不運にも、その際の暴発に巻き込まれてしまったのだ。
 「切ちゃん、ごめんね…。傍にいられなくて……」
 崩壊してゆくユグドラシルを見届けると調は笑みを浮かべ、その小さな身体から力が抜けていくのを感じた。ギアはボロボロに壊れ、ドレスを思わせるインナー部分も赤黒く、汚れている。血の匂いが鼻の奥を擽り、彼女の歌も自然と小さくなっていった。
 「面倒な子ね」
 幼い女の子の様にも、しわがれた様にも、聞こえる声と共に蒼い人影が舞い降りてくる。小さな女の子の様に見えるが、その身体は作り物の様であり、あちらこちらに亀裂が走っている。そして、目の前で息絶え様としている少女を抱くと光の魔法陣が地上に現れる。魔法陣の光が消えると彼女らの姿もなかった。

◆◆◆

 「ここ…どこ?」
 調は目覚めると純白のシーツを掛けられたベッドで寝そべっていた。戦いの傷がまだ癒えていないのか、痛みで身体が思う様に動かない。シュルシャガナのギアもギアインナーを残すのみだった。
 「冷たッ!」
 調は自身が動けないのは痛みのせいだけでない事にも気づく。両手首、両足首に氷の枷が掛けられていた。振り解こうとすると冷たさだけでなく、痛覚も刺激される事。
 「うふふ♥それ、ガリィちゃんにしか融けないよ?」
 幼い女の子の様などことなく、人をくった様な声、そして、この話し方には聞き覚えがあった。そう、調にとっては最も会いたくない少女のものだ。
 (この声は!何よりも自分で自分をガリィちゃんだなんて言う奴は!)
 調の前に現れたのは暗いブルーのドレスに身を包む少女。だが、明らかに作り物と分かる球体関節人形そのものの身体、一見、愛らしいが、ギザ歯を覗かせ、人を小馬鹿にした様に笑い、蒼く澄んだ瞳も邪悪な色に染まっている様に見えるのだから不思議だ。
 「ガリィ…!」
 ガリィ・トゥーマーン。錬金術師、キャロル・マールス・ディーンハイムの手足となり、暗躍したオートスコアラーの一機であり、一度目はシンフォギア装者に、二度目はノーブルレッドと名乗る錬金術師に倒され、機能を停止したハズだった。それ以上に忘れがたいのは…
 「私を誘拐して、ミカと一緒に虐めた癖に!切ちゃんに言えない事、毎日毎日…!なのになんで…」
 調が怒るのも無理はない。ミカと戦うきりしらの様子を盗み見し、最愛の恋人である切歌が敗れても、小さな身体で守ろうとする姿にガリィはベタ惚れ、横恋慕したのだ。ミカに敗れて、可愛がられる様子に萌えてしまい、誘拐してしまった。切ちゃん一筋の純粋さ、小さな女の子でありながらも、泣きながらも屈しない心の持ち主の調に惚れたは良いが、性悪なお人形さん故に、ガリィはついつい虐めてしまった(暴行、凌辱、褌一丁にしたり)。
 「マスターの居城にして、ガリィちゃんと調ちゃんの愛の巣にようこそ♥」
 ガリィの猫撫で声に調は思わず、身震いをした。たまにかき氷を貰ったり、レジャーにも連れて行ってもらい、クリスマスの時くらいは彼女の遊びにもつき合ってやったが、身体が彼女の邪悪さを覚えており、自然と震えが止まらなくなる。しかも、ここはガリィ達に虐められた想い出が染みついているあのチフォージュシャトーなのだ。敵地に囚われて、穏やかでいられる訳がない。
 「仲良くしようよ?この子達を見に行った時、みたくさ…」
 調の目の前に黄色い光が視界に入る。以前にも、それを見た覚えがある。
 「蛍?」
 調は周囲に蛍草が幾つも咲いており、その中が薄っすらと発光していた。
 「調ちゃんが目覚めるまでの間に蛍…見せてあげようと思ってさ…」
 まだまだ、肌寒い季節、どうして、こんなに蛍がいるのだろうか。調は疑問に思う。
 「調ちゃんに見せてあげた蛍、忘れられなくってさ。この花の中に眠らせておいたんだ。錬金術で培養した蛍草にね。もう少し温かくなれば、この子達も目覚めてくれるよ…」
 「性悪の癖に優しいじゃない…」
 調の言葉にガリィはクスッと笑う。調と離れ離れになってからもこの蛍達をこのチフォージュシャトーのどこかに隠しておいたのだろうか?いつか、再び、誘拐する事を想定して。そう考えるとガリィの病んでいるレベルの愛情と執念、そして、チフォージュシャトーの倒壊にも負けなかった蛍草と蛍に感心すると同時に寒気すらしてきたのだった。
 「蛍の季節になったら、また一緒に見ようね…。ガリィちゃんの優しさに免じて、できれば…」
 「それはいや」
 「つれないな。ガリィちゃんと調ちゃんがこうして、会えたのも歌の…マスターのお導きでも、あるんだからさ」
 調はガリィの言葉に困惑する。
 「マスターが大きな何かと戦っていた時、マスターの歌が聞こえなくなっても…」
 ガリィは途中で口籠る。やはり、彼女も主が二度と帰らぬ事をどこかで理解しているのだろうか。
 「調ちゃんの歌…ここにも聞こえてきたよ…」
 ガリィは照れ臭そうに調から目を逸らすとそっと胸に手を当てる。
 「そしたら、ガリィちゃんの心にも歌が溢れてきたんだ。」
 ガリィの言葉を額面通りに受け取ると主であるキャロルのフォニックゲインが高められた事でオートスコアラーである彼女の身体にその力が働いた事、そして、自分達、装者の旋律が奇跡を起こしたとしか考えるより他になかった。
 「胸の歌…もっと聞きたかった。それに調ちゃん達はマスターの手を繋いでくれた。助けてあげるのは当たり前じゃない」
 ガリィの瞳は愁いを帯びている様にも、どこか微笑んでいる様にも見えた。そして、調の傍にそっと身を寄せる。
 (ガリィにも通じたんだ…胸の歌。今日くらいは甘えさせてあげるかな…)

◆◆◆

 「そんな訳でガリィちゃんは調ちゃんに今宵の伽を申しつける事にしました♥」
 ガリィはうっとりとした表情で、そして、獲物を見る猫の様な眼で調を見つめる。最愛の少女が露な姿を晒している。大人の女性の様に肉感的でこそないが、小さな身体でこそあるものの、子供という程、幼くはない。小振りだけど、膨らんだ乳房、程よく肉づいた柔らかい身体、成熟した女性にはない艶かしさがある肢体を俗に言うぴっちりスーツで覆っているのだ。身体のラインから、お臍の穴までしっかりと見える。触れてみるとギアインナーを通して、調の温もりが伝わってくる。
 「ガリィちゃんのものになって♥」
 ガリィは手足の氷の為に逃げられない調の肢体を弄ぶ。小振りなおっぱいを揉みしだき、もう片方のおっぱいもキスしたり、舐めてやる。
 「や…やめて」
 「調ちゃん、泣き顔まで可愛い」
 ガリィはそっと調の涙を拭きとってあげる。おでこについた蛍を優しく払ってあげると、そっとでこチューをする。調は耳までまっ赤になる。
 「調ちゃんは相も変わらずにウブだな♥虐めたくなっちゃう♥でも…」
 そういうとガリィは徐に調に口づけを交わす。舌を絡め取り、歯茎を一本一本犯してゆくと段々とトロンっとした表情になる。そして、甘える様な声で囁く
 「ガリィ好き♥」
 さっきとは打って変わり、ガリィに甘え始めた。ガリィは嬉しそうにもう一度、口づけを交わす。
 「チャーム完了♥少しずつ、少しずつ、ガリィちゃんの百合奴隷にしてあげるから♥」
 自殺や絶唱を防ぐ為、既成事実を作る為にガリィは調を誘惑する作戦に出た。だが、これにはもう一つの意図があったのだ…
 「あぁっ♥ガリィ♥」
 ガリィのキスは調の鎖骨、脇、お腹、少しずつ、浸食してゆく。お臍の穴をラインに沿って、舐り、ついには女陰にまで到達する。身に纏う結界とも言えるシンフォギアも肌を包むインナー部分を残すのみ、ガリィの与える疼きが頭の中まで痺れさせるのに、そう、時間は掛からなかった。
 「そこはらめえ♥」
 調は蕩ける様な声で懇願するも、ガリィは股を開くと両の足をがっちりとロックすると口づけでも交わす様にゆっくりとゆーっくりと舐る。そこも段々と湿り、彼女の幼い身体から卑猥な蜜が分泌されているのが、ガリィには分かる。頬を紅潮させ、身体を弛緩させるとドクドクっと愛液が溢れる。肌が露出している足の付け根から、トクトクと腿を伝い、白いスーツにシミを作っていく。ガリィは丹念に舐めていく内にドレスが汚れている事に気づく。
 「調ちゃんのせいだよ?」
 意地悪く、ガリィは笑い、お仕置きと称して、おっぱいをぎゅーっと握る。
 「ガリィの意地悪♥」
 「ガリィちゃんにご奉仕したら、許してあ・げ・る♥」
 ガリィは腰の大きなリボンを解くと調の体液で汚れたドレスを脱ぎ捨て、生まれたままの姿になる。自動人形、オートスコアラーと呼ばれるだけあり、球体関節人形そのものの身体ではあるが、丸みを帯びたそのボディ、蝋を思わせる様な真っ白な肌、どこか不気味でありながらも色気を感じる。作り物の身体でありながらも少女の愛らしさを持つガリィに調はすっかり、心を奪われるのだった。
 「調ちゃんもあれしてくれたら許してあげる♥」
 調の手足を拘束していた氷はいつの間にか、融けていた。そして、徐にガリィが足を開くとそこには性器こそないものの、綺麗な女陰があった。まるで、少女の局部からクレヴァス等がなくなった様な美しいそれに調は四つん這いで口づけ、舌を這わせる。
 (ガリィのお股♥舐めたい♥♥)
 ガリィの人形の身体に魅せられた調は自らその局部を貪る。ガリィもあまりの心地良さに甘い声を上げる。何よりも大好きな少女に舐めてもらっているのだ、生殖器がなくても、感無量というものである。そして、調は少しずつ、ガリィの身体を、ガリィの愛撫を求めていっている事に気づいていなかった。
 ガリィの女陰を思う存分、舐めると自ら、ガリィと口づけを交わす。ガリィはその際に、意地悪く、囁いた。
 「ガリィちゃん、実はチャーム、弱めにしました♥」
 「!!」
 「さっきイッった時に逃げられたかもなんだよ?なのに、ガリィちゃんのお股を舐めたがるなんて、本当にエッチな子だな♥」
 調はガリィに弄ばれている事を承知でギュッと抱きついた。
 「ごめんごめん♥ガリィちゃんがその疼き治してあげるね♥」
 (私、こいつと両想いなの?切ちゃんがいるのに…)
 脳裏に思い浮かぶのは最愛の少女、イガリマの装者の笑顔だった。でも、ガリィに心を奪われ、無意識の内に想いが通じた事に変わりはなく、ガリィに促されるまま、股を開く。
 (ちょっと、虐め過ぎたかな?これでメロメロにしてあげるから許してね♥)
 「ああぅぅぅ♥♥」
 「調ちゃあぁぁぁんん♥♥♥」
 ガリィと調はお互いの女陰同士で口づけでも交わす様に交わり合った。ギアインナー越しでこそあるが、性器が疼くのを、心音が大きくなるのを調は感じる、ガリィも乱れに乱れ、まだ、ガリィへの誘惑に少しでも抗おうとしている調に愛おしさを感じる。
 「ガリィちゃん♥お人形なのに!!!!!!!!!」
 ガリィは先程までの意地悪さと少女のあどけなさを感じる物腰はどこへやら、すっかり、目の前の小さな少女を犯す事、彼女の鳴き声や喘ぎが自身の心を熱くする様に思えて、ならなかった。
 「ガリィ!!!!!!!!」
 調もガリィを求め、何度も熱い口づけを交わし、おっぱい同士でも、擦り合ったり、触れ合ったりもした。調の両足はガリィの腰のあたりを大しゅきホールドの形でガッチリと押さえ込む。調の小さい身体を抱え、ガリィもグラインドする。人の気配がなくなり、久しいチフォージュシャトーにメカ少女達の淫靡な喘ぎが木霊する。
 調は最愛のパートナー以外の少女、それもオートスコアラーに熱くて、濃厚な蜜を思いっ切り放つ。ガリィもそれを受けるとその熱さと生々しい触感すら、調の一部かと思うと笑いが止まらなかった。
 「ガリィ」
 「調ちゃん」
 二人は再び、濃厚なキスを交わす。

 そして、かつては敵と味方に分かれていた少女達は超えてはならない一線を越える…

◆◆◆

 二人の少女は生まれたままの姿で愛し合っていた。ギアインナーで守られていた白い肌や乳首や性器が露になるとガリィの責めはより激しくなる。
 「いやあぁぁぁ!ガリィ!!!!ひゃああめぇええ!!!」
 調は四つん這いにされ、大きく、お尻を振り、ガリィから逃れようとするも、幾ら、球体関節人形とはいえ、小さく、華奢な調では、逃れるだけの力はなく、ギアも綺麗に消失しているので、ガリィの欲望に身を委ねるしかなかった。
 「調ちゃあん♥しゅきぃ♥」
 ガリィは四つん這いになった全裸の幼い女の子に圧し掛かり、首筋や耳の裏に舌を這わせ、時折、卑しい言葉を囁いてはおっぱいを揉みしだき、乳首をクリクリと弄りながら、摘まんだり、爪を立てるという変態チック且つ、犯罪以外の何物でもない行為に夢中になる。四つん這いでホールドする前に潤滑油代わりに甘噛みで虐めながら、唾液(口に含んだ、調の汗と愛液)を塗りつけてやったから、感触は最高だ。
 (お腹の奥がキュンキュンいってる)
 調が限界に達しそうになるとガリィは意地悪く笑う。
 「お願いしたら、おっぱい虐めるのやめたげる♥」
 「誰が…!」
 ガリィの意地悪な問いに抗おうとするも身体は言う事を聞いてくれない。
 「ガリィ…おねぎゃ…い…しましゅ♥」
 恥ずかしくて、気持ち良くて、悔しくて、涙が止まらない調から、そっとおっぱいから手を離してやる。荒くなった息を整えていた時だった、ぬるっとした感触が股間を襲う。
 「次はこっちを責めてあげる♥」
 ガリィはうっとりとした表情で調の女陰を舐る。クレヴァスをなぞり、剥き出しになった性器を味わう。
 「どこ舐めてるの!!!」
 調が顔をまっ赤にして、抗議するとガリィはふふっと笑う。
 「調ちゃんの一番大切なところ♥嫌な訳ないよね?ほーら」
 ガリィは嬉しそうに細く、白い指を挿入する。ガリィに責められ、ズブズブのぬるぬるになった調の女陰はあっけなく、受け入れる。
 「やっと、調ちゃんの中に触れられた♥」
 「お腹…ぐちゃぐちゃになっちゃ…!!」
 調はお腹の裏側を弄られる感覚に身震いする。拒絶したくても、調のそこはガリィの指を3本も咥えていた。かき回す度に内蔵が抉られる様な痛みに悶える。
 「温かいな♥調ちゃんのお腹の中♥」
 性器もない女陰も熱く疼く様な、心臓の鼓動が休みなく脈打つ様な快感がガリィの全身を駆け巡る。
 (処女…良いよね?)
 調はガリィの責めが一瞬、緩んだのを察したのか、身を強張らせ、叫ぶ。
 「いや!!!!!!!!」
 「ごめんね♥でも、その気になったら、ガリィちゃんに頂戴♥」
 ちゅぽんっと調の体内から3本もの指を引き抜いた。「こんな小さな身体によく入ったものだ」と感心する一方で指に纏わりつく愛液でさえも愛おしく思え、ガリィはペロッと舐める。そして、ギアインナーで邪魔され、触れられなかった禁断の門へと伸びる。
 「可愛いお尻♥」
 ガリィはちゅっと小ぶりなお尻にキスをすると両手で掴み、左右に開かせる。螺旋状にも見えるその穴に舌を差し込んだ。
 「!!!!!!!!!!」
 調は声にならない叫びを上げるが、ガリィはそれが堪らなく可愛く思えた。調のもう一つの急所を、その螺旋をなぞる様にチロチロと舐め、調の反応を愉しむ。お尻をガッチリとホールドされては恥ずかしくても逆らう事はできない。
 「ああっ♥そこ…!!!!絶対らめええ!!!!!!」
 調の甘い声は心地良い、ガリィは壊れるまで、あそこと共に可愛がりたくて仕方ない。
 「処女は勘弁してあげたでしょ?さーってとほぐれてきた事だし…」
 「うぐぅぁあああああ!!!!」
 ガリィにアナルを貫かれ、グリグリと動かされ、調は涎をみっともなく、垂らし、大声で泣きじゃくる。涙が燦燦と溢れてくる。そして、止めにあそこももう片方の手でクリクリと弄ってやるとケダモノの様な喘ぎ声と共に絶頂を迎える。
 「お疲れ様♥」
 ガリィは調を仰向けにしてやる。先程まで、ガリィの指を呑み込んでいたからか、放射線状の穴はまだひくひくと蠢いている。愛液や汗で汚れたお腹や女陰を丹念に舐めてやると子猫の様に愛らしい声を上げる。
 「ああうぅ♥」
 チャームの効果で少しずつ、虜にしてやるつもりだったが、ここまで壊れてしまうとは思わなかった。そして、目の前の小さな装者に気持ちが抑え切れなくなる。
 「ガリィちゃんも一緒だからね♥」
 ガリィは調の足を上げるとまた、湿り始めた調の幼い女陰に自身の性器のない女陰とを口づける。ギアインナー越しの貝合わせとは違い、直に素肌と体内の熱を感じられる。調だけでなく、ガリィも身体の奥底から熱があふれ出してくる様だった。
 「ああっ!!!!調♥♥♥」
 血の通わないハズのガリィの身体が、性器のない女陰が段々と熱を帯びてくる。グチュグチュっという卑猥な水音と共に調の体内から放たれた蜜がその作り物の身体を汚してゆく。調も腰を振る度に内蔵が煮える様にドクドクっと身体を流れる血が沸騰していくのを感じ、心音もさっきまでの交わりよりもずっと高鳴っている。
 「お腹が!!!!お腹の中が熱ッッィよおぉ!!!!!!!!!」
 調の全身から汗が噴き出る、長い髪はその白い肌にべっとりと張り付き、言葉はいつしか獣の様な咆哮に変わった。分泌された蜜が泡立ち、ガリィと調の肢体を汚す。
 「調!!!しらべえぇぇ!!!!!しゅきぃ♥♥♥♥」
 「ガリィ!!!!!」
 ガリィと調の局部の間から、熱く濁ったそれがまるで白い炎の様に吐き出され、調の小さな身体もガリィの作り物の身体、球体関節に至るまで、染まっていく様だった。
 「しゅきぃ♥」
 「切ちゃん…ごめん……ね」
 お人形さんと小さな歌姫はお互いの肢体を絡ませながら、深い眠りへと堕ちていった…

◆◆◆


 季節はもう初夏を迎えようとしていた。
 「蛍…、また、ガリィと見れるとは思わなかったな…」
 調は初夏の風を受けながら、その華奢な掌に触れてくる蛍に目をやる。
 「ガリィちゃんもですよ♥」
 ガリィの言葉通り、蛍草から水が溢れ出る様に幾つもの光が舞う。
 「あの時、調ちゃんと見に行った時を思い出すよね…」
​​​​​​​ (そうでもないんだけどね…)
 ガリィはシェム・ハとの最終戦の際に生じたフォニックゲインのおかげで調の想い出を少し拝借するだけで命を保てる様になっていた。その想い出の中には、シンフォギアを纏う歌姫達と共にシェム・ハに立ち向かうキャロルの姿、ユグドラシルの中でこれまでに出会った者達に見守られながら、七つの旋律を奏でるシンフォギア装者の奇跡もあったが、それらは今の所、取り込むつもりはない。主がこの最愛の少女が本当の仲間と共に紡いだ絆に他ならないのだから…
 「人形の癖に♥」
 あどけない笑顔で憎まれ口を叩く調の右手首を掴み、そっと囁いた。
 「ガリィが蛍を綺麗って思う様に、調ちゃんもこの子達が愛おしくと思っている、それだけの事ですよ…」
 「バカ…」
 調は頬を紅潮させ、ガリィから目を逸らす。
 「ガリィちゃんは調ちゃん達の歌と想い出で生かされてるんですよ…」
 ガリィは調にそっと口づける。
 「重ね合った手は絶対に離さないからね…」
 (私、切ちゃん以外の子とこんな事してるんだ…)

 蛍の季節が終わるまで、ガリィと調はベッドの上でじゃれ合い、いつの間にか、生まれたままの姿で交わっていた…



​ FIN

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