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アナタは
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の
適合者
未来と響のラブラブぶりに当てられた創世と詩織のお話
11月7日、その日は小日向未来の誕生日。
いつにも増して、未来は世界一大好きな幼馴染にして、最愛の恋人、立花響とラブラブして、夢見心地真っただ中、あまりにも、甘々だったが故にお誕生日をお祝いに訪れた来客もあの調と切歌(彼女らがデキているのはひびみく以外も先刻承知だが)さえも引く程に…
「響、あーん♥」
バースデーケーキを未来に食べさせてもらい、響はご満悦のご様子。
「悪いよ♥今日は未来が主役なんだよ♥」
満面の笑みでケーキを頬張る響に思わず、未来も笑い返し、またもケーキを差し出す。
「響がいれば、笑っていてくれれば、何にもいらないよ♥もっとどうぞ♥♥」
シンフォギアを纏う仲間達もクラスメイトも退席して、尚もこのやりとりは続けられている、完璧に二人の世界である。ガチャッとドアノブを回す音で彼女らの至福の時が一瞬、途絶えた。
「ヒナ!お誕生日おめでとう!!」
青いカーディガンの上から赤茶色に緑のラインが入っている少し風変わりなコートを羽織り、ショートヘアーにキャップを被った少女が声を弾ませて、響と未来の部屋にズカズカと入ってくる。大きめの金具のベルト、青いカーディガンの隙間から覗かせる白と黒のストライブのシャツがよりボーイッシュな雰囲気を際立たせる。
「相変わらず、ビッキーと仲良しだね!ヒナ♥」
少年の様に明るく張りのある声で冷やかされ、響は目を伏せ、頬をほんのりと染める。ガングニールで如何なる時も全速で一直線に飛び出してゆくヒロイックな女の子とは思えない恥じらいぶりとは対照的に、普段は優しい未来が眉を顰め、敵意いっぱいの目でボーイッシュな少女を睨む。
「安藤さん。お祝い、ありがとうございます。」
安藤創世は「ご挨拶だね」とペロッと舌を出す。やはり、最愛の響との至福の一時を邪魔され、未来は御立腹の様だ。ヤンデレの噂も一度は囁かれただけに創世は後退りする。
「創世さん!リディアン一の相思相愛カップルを冷やかしてはいけませんわ♥」
創世の後ろからクリーム色のコートに身を包んだ小麦色のロングヘアーの少女がひょっこりと現れる。
「テラジ!」
誰にでも、あだ名をつけたがる創世がテラジと呼ぶ少女はただ一人、彼女の親友である寺島詩織。もう一人の親友、アニメに人生を学んだと豪語する板場弓美とは、また一味違う、女傑である。大人しいお嬢様タイプを装っているが、弓美の提案でアニメキャラのコスプレをして、テンションの高いアニメソングを即興で歌い、性悪なお人形さん相手でも、怯むどころか、一気に柄が悪くなり、一喝するなど、大胆不敵な性格で周囲を幾度も驚かせた。そんな彼女が創世を窘めつつも「リディアン一のカップル」という皮肉も込めた冷やかしに響だけでなく、不機嫌だった未来も耳までまっ赤になる。
「小日向さん、立花さんとのバースデーパーティーをお邪魔してはいけませんから、わたくしと創世さんはこの辺で失礼しますわ。」
詩織は赤面している響と未来にウインクするとうふふっと笑い、創世の腰に手を回し、肩にもそっと手をかけ、彼女のスレンダー身体に密着する。創世も顔を照れながらも詩織に頬擦りする。響と未来もボーイッシュな少女と似非お嬢様の必要以上に熱いスキンシップに目を奪われる。
「お幸せに♥」
創世は笑顔で詩織と共に部屋を出てゆく。明るい声だが、先程の弾んだ声とは違い、少し震えていた。振り向き様に詩織も不敵な笑みを浮かべていた。
「あの二人も最近ずっと一緒だよね…」
呆気に取られていた未来がようやく口を開く。
「やっぱり……」
響もポーッと顔を赤くしながら、頷く。創世と詩織といつも一緒だった弓美が最近、一緒にいる時も思い詰めた様な仕草ばかりを見せ、あまり、目を合わせ様ともしない。それも先の二人を見れば、合点がいった。
((デキてるんだね))
響と未来、切歌と調の仲は揶揄いながらも祝福してくれた弓美だったが、今は親友二人が恋人同士になり、いざ、自分の親友がそうなるとどうして良いか、分からない、またはこれまでの関係が保てなくなるかも知れないという思いが最近のギクシャクした行動に表れているのだろうか…
(弓美さん…いつかは分かってくれるよね……)
(また、3人で仲良くできるよね)
響と未来はこれまでも幾度も危険な目に遭いながらも、ずっと支えてくれた仲良し3人娘の絆を信じ、そっと、手と手を繋いだ。
◆◆◆
「テラジ……♥」
「創世さ…♥」
お互いにシャツと下着以外のものを無造作に脱ぎ捨てて、創世と詩織はトロンっとした表情で口づけを交わしていた。舌と舌を絡ませ合い、卑猥な水音と温もりがじんわりと頭の芯まで侵してゆく…
「あぁ…♥」
キスから解放されると創世と詩織の口の間に唾液の橋が架かり、かはぁっと吐いた吐息が白い靄となり、寒々とした部屋の中に留まる。
「ベッド…行こっか♥」
これからしようっという創世のサインにニコニコしながら、詩織が汗ばんだ肩に手をかける。
「我慢できなくなりましたの?ハンサムが台無しですわ♥」
「テラジこそ、あんまりくっつかないでよ♥ヒナとビッキーを見て、妬いちゃった?」
創世の挑発に触発されたのか、にっこり笑っていた詩織は一瞬、真顔になるが、眼を細めて、ニッと笑うと徐に創世の小振りなおっぱいをギューッと鷲掴む。
「テラジ♥」
「私達も立花さんと小日向さんに負けていられませんわ❤」
バースデーパーティーで見せつけられた響と未来の仲睦まじい姿、自分達もこうありたいと思い、祝福したい気持ちよりも愛する創世とのラブラブぶりを焼きつけてやりたかった。百合カップルは響と未来だけじゃないのだと!例え、親友の弓美が離れてしまったとしてもである。そのドロドロとした感情に囚われながら、創世の乳房を揉み揉みする手にも、力が入り、逃げられない様にもう片方の手で創世の細い肩を押さえる。
「こ…こら♥」
創世は口では窘めているが、詩織への愛おしさや優しさで染まっていると分かるそんな声だった。熱い吐息と共に漏れる喘ぎは普段の少年の様な明るい声は甘く、可愛らしい、少女のものへと変わってゆく…
「いい加減にしなよ……似非お嬢様♥」
細身とは言っても、相手は自分と同じ女子高生、力で抗えるハズなのに、創世は詩織にガチッと押さえられたまま、されるがままにされ、ハアハアッと荒い息遣いが詩織の嗜虐心を擽る。最愛の少女に獣の様な喘ぎを上げさせているかと思うと背筋がゾクゾクする。
「酷いですわ♥こーんなに可愛い声であんあん鳴く、ヘタレさんの癖に♥」
まるで子猫が捕らえた獲物で遊ぶ様に首筋に口づけて、舐り、おっぱいを揉み力もじんわりと弱らせながらも円を描く様にじっくりと弄び、それにも飽きるとシャツ越しから、剥き出しになった腹部を撫でながら、お臍の穴を擽ったりしながら、徐々に愛撫する手を下へ下へ移してゆき、恥丘を愛おしそうに撫で回し、創世が快感に溺れる様を愉しむ。
(いつもは私が身体中、弄られて、みっともない姿を晒してますのに♥)
生まれたままの姿で押し倒され、創世よりも膨らんでいるとは言え、発育途中の乳房や大人程、成熟している訳でも、子供というには幼くない未成熟な肉体を想い人の前で晒し、お尻の穴に至るまで、嬲り尽くされる恥ずかしさと気持ち良さに甘い声で鳴く度に「可愛い」と囁かれ、時には「エッチだね」と笑われる、一方的に可愛がられるのを承知でも、創世とのエッチはやめられない。でも、今はあれだけ、自分を可愛がっていた創世が抱かれる側になり、可愛らしい声で呻きながら、醜態を曝している。女の子を抱くのに慣れていても、スレンダーで少し筋肉のついた身体でも、女性のふくよかさと温もりを感じ、やはり、自分と同じ女の子なのだと思うと以前にも増して、愛おしくなる。創世への責め苦も止まるハズがない。
「テラジ……そ…こ♥」
詩織は黒っぽいショーツ越しから創世の女陰を責める。胎内から溢れた蜜で濡れ、熱を帯びている。ショーツに阻まれ、挿入できないが、二本の指をクレヴァスへと突き刺し、くいくいっと指で弄る。
「お腹の中……じゅ…く……じゅ……く…して…♥」
創世は泣きそうな甘えたがってる、そんな声を喉の奥から捻り出す。足の付け根から溢れた濃厚な蜜が足首まで伝う。
「可愛いですわ♥」
いつもは自分をリードしてくれる恋人が幼子の様に弄ばれ、その可愛い喘ぎに犯している詩織の心の方が毒されていく。そして、黒いショーツの中へと手を滑り込ませ、的確にクレヴァスや性器を指で擽り、弄んだ。指の動きが少しずつ、激しくなる度に創世は甘く甲高い声で鳴く。胎内でグツグツ煮え滾る蜜がショーツから溢れ、黒い布切れをグッショリと濡らす。詩織の性器をキュッと指で摘まむ様な仕草で堰を切った様に熱い蜜を零しながら、喘ぎながら、膝をついた。
「ベッドまで持ちませんでしたわね?創世さん♥」
ぐったりした創世をそのまま押し倒して、仰向けにした。創世はハアハアと荒い呼吸を整えながら、普段は大人しいお嬢様ぶった少女がまるで獲物を狙う獣の様な眼で見降ろし、覆い被さってくる。いつもは自分が抱く側だというのに、恋人の違う一面を見て、生唾を呑むのだった。
「あらあら、お漏らしなんかしちゃって♥」
詩織に子供扱いされて、ムッと眉を顰めるが、すぐに瞳に涙を浮かべ、声はまるで母猫に甘える子猫の様な涙ぐんだ子を上げる。ショーツを剥ぎ取られ、スース―している股間に手を触れられ、シャツ越しからおっぱいを吸われる。舌を絡める様に舐り、ディープキスでもする様に口づける。
「テラ…ジ…あぁ♥……!!」
小振りだけど、シャツの下に隠された膨らみに詩織は夢中になる。特に左の乳房に触れていると創世の心音が伝わってきたかの様な高揚すらあった。キスや愛撫も下がってゆき、お臍にチュッとキスをする。
「ここ……舐めてあげますわ♥」
涎を垂らしながら、トロンッとした瞳で自身の局部を見つめる詩織に「こら!」と創世は叱るが、すぐに口づけられ、喘ぎに変わる。足の付け根から恥丘、クレヴァスの中までも、貪る様に舐られ、腰にも、足にも力はいらない創世は逃れる事もできないまま、果てる。
「ベッドに連れてってくれません?」
意識が朦朧としている創世に詩織は囁く。創世も口元が綻び、小さく頷く。
◆◆◆
「うぅん…♥…ああぁっ♥……創世…さぁ…ん…激し……!」
ベッドの上で詩織が小麦色の長い髪を振り乱し、創世に愛撫され、喘ぎ声を喉の奥から、絞り出す。ショーツとシャツ以外は何も身につけておらず、そのシャツさえも託し上げられて、発育途中の膨らみに甘噛みされる。
「痛かった?似非お嬢様♥」
創世は先程までのネコ(受け)ぷりが嘘の様に詩織を犯す。噛みつき、キスマークが付けられた乳首や乳輪に優しく、舌を這わせる。まるで傷を癒しているかの様に
「創世さ…!」
まるで幼女を悪戯するかの様に創世を可愛がっていた少女とは思えない乱れぶり。白いショーツも創世に手を入れられ、女陰を乱暴にかき回され、愛液の染みが幾つもできている。じっとりとかいた汗はシャツだけでなく、純白のショーツを卑猥な色で染める。
「ここはどうかな?」
創世は乳輪よりも下の部分に口づけ、乳房の丸みに、その柔らかさに魅了されながらも、口づけ、おっぱいの裏側まで味わい、指で擽る。
「これでも感じちゃうだ?これじゃあ、似非じゃなくて、淫乱お嬢様だ♥」
「創世さん!!痛ッ!」
恥ずかしさと意地悪された怒りで荒げた詩織の声を創世は歯を立て、痕が残る程、強くキスをして、遮る。果てる寸前まで、詩織のおっぱいと女陰で遊ぶ。
「今度は一緒にいこうか♥」
創世は詩織の汚れた布切れでしかなくなったショーツを千切り捨て、蜜と汗でドロドロになった女陰に己の女陰を重ねる。お互いの体温が伝わるこの姿勢は創世も詩織も大好きだった。荒い息遣いで一呼吸、置くと創世は腰を動かし、詩織もその熱さと動きに合せるかの様に腰絵をくねらせる。
「ああっ♥……詩織ぃぃ……♥♥」
「創世……さぁん♥♥」
少女と少女がお互いの未熟な肉体を交わり、秘所を重ね、お互いの熱と愛情を介し、より熱く、より愛情を深める為の儀式、幾度、行い、どれだけ深い闇へと溺れていった事か、繰り返す程に相手の肉体を求め、この手で犯したいと…
「立花さん…と…小日向さんも……今頃…♥♥」
詩織と創世の脳裏に浮かぶ、子供っぽいけど、誰よりも澄んで、悲しい瞳をした少女と寄り添う様に死んでも、想い人の傍は譲らないと顔に書いてある黒髪の少女の姿が。恐らくはひびみくとリディアンでも呼ばれている相思相愛カップルも惜しげもなく、少女同士で生まれたままの姿で交わり合っているのだろう…
「やっぱり…妬いてるんじゃん♥それ…とも…対抗…意識燃やしてるのかな?」
「そんなこ……!」
行為の最中だというのに、詩織が反論する。
「じゃあ…ビッキー……とヒナに……負けないくらい……ラブラブしようよぉ…♥♥」
ベッドを軋む音、恥丘同士がぶつかり合う音が大きくなり、身体の芯から燃え上がる様に揺す振られる。
「ああぁぁぁぁああああ♥♥くりゅよぉぉおさぁぁんん♥♥」
「テラジ!!テラジ!!!テラジぃぃ♥♥♥」
超濃縮された熱い蜜がお互いのお腹や恥丘を汚し、胎内までも焼き尽くさんばかりに思いの丈を放つ。崩れ落ちそうな詩織を抱き抱え、耳元にキスして、創世は小さく囁く。
「見せたいものがあるんだ……」
[[newpage]]
創世は脱ぎ捨てたコートのポケットから錠剤のギッシリと詰まった小瓶を取り出す。そして、ベッドに潜り込むと詩織の手に落し、自分も小さな錠剤を唇に当てる。
「エルフナインちゃんがキャロルっていうご主人様とエッチするのに使ってたんだって」
創世の説明に詩織はキョトンとする。創世は恥ずかしそうに耳元で小声でショッキングな事を口にした。
「アレを生やすんだって♥」
「!?!?!?!???」
あまりの言葉に詩織は頭のネジが二本か、三本、吹っ飛んだ様だ。
「バカにしな…ウグッ!」
「本当♥」
顔をまっ赤にして、怒った詩織の口を創世は塞ぎ、ニコッと笑う。エルフナインは元々、性別のないキャロルのホムンクルス、自分の肉体を男性や女性のそれに近づける事も可能だろう。ましてや、チフォージュシャトーでキャロルの研究の為に腕を振るっていた、聖遺物の知識や活用はお手の物だろう。その如何わしく、危険な薬品も女の子にも作用する様に調整するのも、容易いハズ。
「本当はこれビッキーとヒナへのプレゼントにするつもりだったんだけど、ちょっと気まずかったからね♥それに…」
にっこりとした笑みから一転、ニィーッと歯を見せ、小悪党を思わせるゲスな笑いに変わった。
「まず、私とテラジで試してみようよ♥それに事前にモニターはいた方がビッキーとヒナが使う時も何かと都合が良いでしょ?」
詩織もこれに手を付けるのはあまり良くないと思いながらも、もしかしたら、女の子同士でも子供が作れるかも知れない、今は無理でも、何れはこの愛しい恋人の子を…
(それに立花さんと小日向さんのお子さんも見たいですわ…)
背徳感よりも愛情や肉慾に負け、詩織は錠剤を喉に流し込み、創世もパクッと口の中に放り込む。
「あうっぅ♥♥♥♥♥♥♥」
「ああっっぅ♥♥♥♥♥♥♥♥」
二人の少女の心臓が大きくドクンッと脈打った。今までに感じた事のない熱が全身を覆い尽くし、身体の中の血液が燃え滾り、胎内だけでなく、内臓までもまるで別の生き物の様に蠢いている。
「うぼぉぉぉぁぁぁぁあああああああ♥♥♥♥♥」
「ああぁぁぁぁああぁああっぅぁぅぅ♥♥♥♥♥」
女の子とは思えない様な悍ましい魔獣や怪物の咆哮の様な叫びと共に彼女らの肉体は激しい鼓動と共に変化し始めた……
◆◆◆
「くり…ょ…さぁ……ん…あちゅ……いぃ♥♥」
「テラジ…の…お……………ん…おっきくて…あった…か…ぁ…いぃ♥」
ベッドで戯れる創世と詩織の股間には本来、女性の身体にはない極太で芯のある熱い肉棒が生え、先っぽと先っぽで擦り合わせる。まるで、キスでもしているかの様に…
「熱ぃ…♥で…も…くり…ょ…さんの……いちゅ…にも…ましゅ…て…イケェメン…でしゅわぁあ♥」
ペニスとペニスとを擦り合わせる、兜合わせを女の子同士でしている。傍から見れば、正気を疑う光景だが、創世と詩織は頬を紅潮させ、蕩けそうな表情で男根同士で触れ合う、それが愛しい少女の一部なのであれば、背徳感もこの臭気を放つ肉の剣が生えた事にも、少しの恐れもない。この先に待つ行為でさえも。彼女らの淫靡な気持ちに応えるかの様にペニスの先から少しずつ粘性の強い蜜が分泌される。
「だぁれが…イケメ……だ…って?…ああっ♥」
よく「おっぱいのついたイケメン」とか言われ、詩織にじゃれつかれているが、言われる度に擽ったくなる。これも照れ隠しというやつなのだろう。一瞬、ドキッとしてすぐに一際可愛い声で鳴く。詩織が創世の極太の肉棒にチュッとキスをしたのだ。詩織も想い人のペニスの熱さに思わず声を漏らす。それさえも愛おしく、舌を這わせ、肉棒の筋に至るまで味わい尽くす。
「いちゅ…まへぇ…まちゅ…まし…ゅ……かし…ゅ…らぁ♥」
詩織の呂律の回らない舌は創世の極太の肉棒に絡みつき、玉玉に滴りそうな白濁した蜜もちゅるっと舐め取る。口の中に広がる創世の雌の匂いにメロメロになる。
「そろ…しょろ……イ…しぇ…ましゅ…わぁ♥」
詩織がゴクッと飲み込む様に臭気を放つ肉の棒を咥え込んで、喉の奥でしごく。ヌメヌメした口内の生温かさに包まれている内に創世の顔がのぼせ、口元からもだらだら涎を零し、ペニスが小さく脈打った。
「テ…ラ…ジ…っ!」
詩織に口の中で遊ばれる度に鼓動が大きくなり、脈動は止まらない。
(あらあら、イケメンが台無し……これじゃあ…盛りのついたワンちゃんと変わりませんわね♥)
詩織はうふふっと笑い、創世のそれを存分に味わいながら、玉玉を揉みしだき、男性器に隠れた女陰も指を絡ませて、擽る様に、時には爪を立て、責め続ける。
「ああっ……あっ…♥…ああぁぁ!!……ひぃぃぃぁぁあああ♥」
ケダモノみたいに喘ぎながらも艶かしさも感じられる声を張り上げ、創世は愛する少女の口内に一気に白濁したマグマをドロドロと放つ。鼻孔を劈く、厭らしい匂いに一瞬、涙ぐむが創世の体内から放たれたものだと思うとこれも雌の匂いなのだと、愛おしくなり、濁り切ったマグマをゴクゴクッと胃の中へと流し込んでいく。
「ああっ……♥」
創世のペニスから顔を放し、体液でグジュグジュになった口から熱く、生臭い吐息が漏れる。すっかり、創世の蜜の甘美さに充てられ、脳味噌もすっかり蕩けた詩織は恍惚とした表情で舐め回す様に恋人のスレンダーだが、温かくて、女性のふくよかさもある肉体、小振りだけど、被りつきたくなるおっぱい、惚けている瞳に涎や吐息をだらしなく、漏らすお口、一物に隠れている女陰、余す事無く、見入っている内に詩織の股間から生えた肉の剣が勃起する…
「創世…さ……こっ…ち…です…わ…」
促されるままに創世は詩織に跨る。ニヤッと笑った詩織は創世の女陰に勃起した男根を埋め込む。
「うゎぁぁぁあああああ!!!!!!!!!」
初めて、襲う胎内を熱した金属の棒で抉られ、焼き尽くされる痛みに創世は眼を白黒させながら、獣の咆哮かの様な叫びを上げる。グチュグチュっと胎内に肉棒が呑み込まれ、体液が迸る生々しい水音、逃げられない様にお尻もガッチリとホールドされ、小振りな乳房やペニスを上下させる。胎内から身体を切り裂かれる激痛に悶える。
「くりゅ…よ…ぉ…さぁ…ん…♥」
創世の胎内に包まれ、子宮を突く、こんな甘美な悦楽が女の子同士でも味わえるなんて!詩織はひたすらに勃起した極太の肉棒で貫く。
「いいぃぃよぉぉおお♥♥」
胎内と女陰に走る苦痛に悶えていたにも拘らず、それが段々熱いが心地良い快感へと変わってゆき、苦痛もまた甘美な痺れとなって、胎内を脳髄を満たすのを感じる。
「テラジ♥♥♥♥♥」
創世は自分よりも少しふくよかな詩織の肉体に肢体を絡ませ、だいしゅきホールドの姿勢で腰を振り続ける。形の良いお尻が揺れ、女陰とペニスの濁り切った飛沫が創世と詩織の身体を汚す。創世の温もりと胎内、熱い蜜に包まれている内に詩織の頭の中も激しくスパークする。
「くりゅゆおぉぉさぁぁああんん♥♥♥♥」
「てぇぇらぁあじ♥♥♥♥♥」
胎内に放たれた白濁したマグマの熱さに気が狂いそうな感覚に溺れ、だいしゅきホールドのまま、創世は詩織にしがみつき。詩織も硬くガッチリとホールドしたまま、ドクドクドクドクッと思う存分に注ぎ込んでゆく。お互いに生々しい匂いを放つ液体に絡まったまま、ベッドに崩れ落ちる。
◆◆◆
脱ぎ捨てられた衣服が散乱して、雌の匂いが充満する薄暗い室内には、ベッドの軋む耳障りな音と詩織の愛らしくも卑しい喘ぎが木霊する。
「わたく…し……のぉ……お尻……くりゅ……ぉ…さん…にゃ…めぇぇえ♥」
四つん這いでお尻を突き出す格好の詩織を捉え、創世は放射線状のヒクヒク蠢く穴に口づけて、執拗に執拗に舐る。女陰や玉玉にねっとりと唾液を塗りつけながら、舐め回した時とは違う反応に嗜虐心が擽られ、ずっとアヌスを虐めている。お尻の穴を擽るだけなので、腸内に直接、入る訳ではないものの、お腹の奥まで犯される様な擽ったさ、排泄の為の不浄の穴を最愛の少女に弄られ、視姦されるという恥ずかしさで身体中が熱くなり、喘ぎ声もより艶かしくなっていく…
「テラジのお尻……プリプリで…ヒクヒクしてて……可愛いなぁ♥」
創世は押し広げられた菊の穴を凝視し、お尻を揉み揉みしながら、えへえへと顔の筋肉を綻ばせながら、笑う。お嬢様ではないけれど、曲者で可愛いこの少女の「ここ」を犯したいという欲望が充満している。この肉の剣でプリプリで可愛い白いお尻を突き、原形を留めない程、放射線状の穴を抉りながら、お腹の中を直接、穢しながら、この白濁したマグマで心身共に焼き尽くしてやりたい、そう思うだけで、先の詩織との行為で盛大に放出したばかりだというのに、創世の男根はまたしても蜜が溢れて、勃起する。
「ここ……いーっぱい犯してあげりゅ…ぅうねぇえ♥」
途中から既に肉慾に支配されているのか、創世の卑猥な言葉は既に呂律が回らなかった。そして、恋人の想いや返事など、お構いなしと言わんばかりに創世のスレンダーな身体は詩織の創世よりも肉付きの良い身体に圧し掛かる。
「きゃあっ!!……っぁああああんん♥♥♥♥」
創世は真後ろから詩織の細い腰を掴み、柔らかいお尻を突く。詩織は甘い喘ぎを上げながら、四つん這いのまま、悩まし気に激しく腰を振る。
「くりゅ……ぅぉお…しゃぁあん…のぉ……お…ひぃ……ん…ん…良い…でしゅわ♥」
「似非お嬢様めぇえ!やっっと…化けの…皮が剥がれた……ぬぁぁあ♥♥」
パンパンッと体液でドロドロに汚れた肉と肉がぶつかる音が木霊し、創世の肉棒で貫かれる度にお腹の中で蠢く、高温の柔らかくも芯のある肉塊に抉られる感覚に蕩けた脳味噌がドロドロに溶けだしてゆく様だ。肉付きの肉体が揺れる度に小麦色の髪を振り乱し、創世よりもやや大きめのおっぱいや熱を帯びた肉棒と玉玉がプルンプルンッと激しく揺れる。詩織のプリプリのお尻を突く度に今までの百合エッチとはまた違ったうねりが下半身を、そして、全身を駆け巡り、創世の口からも唾液が飛び散る。
「テラジ……わた…し……の…子…も…孕む…まで…犯しすから…♥」
生まれたままの姿で全身汗ばみながら、肉と肉がぶつかる音とベッドの軋み、喘ぎに混じって、囁かれる愛の告白とは思えない卑しい言葉が部屋に充満する熱や臭気、そして、本来は女の子の身体では味わえない快楽を女の子同士で味わう背徳感と悦びに彼女らは溺れてゆく、まるで一度、足を踏み入れたら、抜けられない泥沼の様に…
「くり…よぉ…さぁ……ん♥……うれ…ひぃ……で…しゅわ♥」
「テラジ……わ…た…し…もだよぉお♥」
創世は詩織のお尻を突きながら、背中に圧し掛かり、両手でおっぱいを押さえながら、ギューギューッと揉み、乳首を摘まんだり、クリクリとしながら、弄び、より高く、悩まし気な甘い声で鳴く。背中に当たる小振りだが、女の子の柔らかいおっぱいが素肌と素肌で触れ合う温かさに酔い痴れながら、詩織は絶頂に登り詰め様としていた。
「テラジィィ!!!!イ…きゅ……!!……いきしょおお♥♥」
創世のペニスからも白い炎が迸り始め、それを愛する少女の腸内へと放とうとする。長い髪も額に貼りつき、眼もトロンっとしているが、それでも詩織を放そうとしない。
「くり…よぉ…さぁぁああん♥♥♥」
「出すよぉぉ♥♥♥♥」
「出してぇへえぇぇぇ♥♥♥くり…ょ……さ……の子供……産み…たぁぁあい♥♥」
ドクドクドクドクッドクンッと心臓が悲鳴を上げるかの様に鼓動が激しくなり、詩織と創世の局部と局部の間に白い炎が走る。詩織のペニスからも熱せられた白い蜜が放たれ、シーツを汚す。腸内にお腹の中に直接吐き出された白く濁ったマグマの熱さと生々しさに呻きながら、その苦痛と熱さが甘い痺れに変わってゆくのを詩織は感じた。創世は詩織のお腹の中から極太の肉棒をズルリと引き抜く。白濁した液がお尻の穴からもズルズルと出てくる。
「ここ……汚れちゃったね♥」
創世は詩織を仰向けにして、じっくりと股間を凝視する。頬を紅潮させて、白濁した蜜で汚れ、ゴポッと溢れるお尻の穴や放出したばかりのペニスや玉玉を爪や指の腹でなぞる。軽くなぞっていた指をズポッとアヌスに差し込む。
「ああっ♥」
今し方、女の子のペニスで貫かれたばかりのアヌスをまたも蹂躙され、玉玉にも優しく、キスをされて、詩織はアヘ顔で喘ぐ。
「痛かった?」
詩織のお尻から創世はジュルッと指を引き抜くペロッと舐めるとまんぐり返しにする。お尻の穴も女陰も玉玉の裏側まで見られる恥ずかしさに顔をまっ赤にして、ひっくひっくと詩織は泣き出してしまう。
「赤ちゃん…みたいだよ?テラジ♥」
創世はからかいながら、愛液や白濁した蜜で汚れた詩織のお尻に被りつく。アヌスの中や周囲を丹念に丹念に舐めながら、チュッチュッとキスを降らす。お尻への責めが終わると女陰にじーっくりと舌を這わせ、生えたばかりの男根にもキスすると今度は玉玉を執拗に甘い果実を味わうかの様に舐りながら、チューッと口づけたり、熱い吐息を吹きかけ、足の付け根を押さえられているので、捩って、逃げる事さえもできずに甘い声で泣き続ける詩織の反応を愉しむ。
(可愛いなぁ……もう…一回…良いよね♥)
さっきまで、恋人とアナルセックスをしたばかりだというのに、またも創世のペニスから白いエキスが滲む。創世の肉慾はまだまだ治まらない様だ。そして、その肉棒と自身の心の疼きを押さえる為に種付けプレスをくらわす。両足をバタつかせる事もできないまま、詩織は創世の乱暴な性交を受け入れるしかなかった。体重をかけながら、ズンズンッと突いて、突いて、突きまくる。
「くりゅぅぅぅぅよぉぉぉぉおおさぁぁあああん♥♥♥♥」
「テラァァァァジィィィィィイイイ♥♥♥」
力尽くで押さえつけたまま、創世は熱い熱い白くドロリと濁ったマグマを流し込み、詩織も胎内を満たしてゆく、創世の白濁した蜜に染められてゆき、お腹もボコッと大きくなり、絶叫と共に果てたのだった…
◆◆◆
「親友二人がデキちゃって、それも女同士で!しかも、アレ生やして、女同士で子作りなんて……アニメじゃないんだから!!!」
ドアを一枚隔てた先で弓美は創世と詩織の交わりをずっと聞いていたのだ。「女の子に興味ない」と言いながらも自慰をする手が止まらない。親友二人に負けないくらいに女陰はドロドロと泥濘を作り、全身、汗みどろで下着までグッショリ濡れている。
「詩織…♥創世…♥」
自分の近しい人、それも親友二人が恋人同士になった、二人は自分にそれを隠していた、お互いにすれ違ったまま、この最近は戸惑い、つい、素っ気ない態度を取ってしまった。でも、彼女らは親友である事に変わりはない。何よりも弓美自身が親友二人の女の子同士の性行為、女の子の裸を想像するだけでも、胸が高鳴るのを感じるのだから…
「あたしもそっち側かな…♥」
詩織と創世が弓美が盗み見ていたのに、気づき、そっと良からぬ企みをお互いに耳打ちしていたのに、弓美が気づいたのは、部屋に引き擦り込まれた後だった…
平行世界に住む人間は基本的に異なる存在。そして、それらが交わる事がなかったとしても精神はどこかでリンクしているのかも知れない…
平行世界での安藤創世と寺島詩織の恋が芽生え、メックヴァラヌスを通し、禁忌に触れ、少女同士で子を産んだ様に、この世界の彼女らも自然と惹かれ合い、恋に落ちて、エルフナインと聖遺物を通して、百合妊娠の望みも成就しようとしているのだから…
FIN
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